イベント運営におけるコストと、その分散・削減についてのお話
文章を書きたい気分なので、「継続的なイベント運営のために」というテーマで少し書きたいと思います。
すこし長くなるので先に結論をいいますね。
旧タイトル:
イベプレにおける「お菓子持参」や「募金歓迎」、「主催者はラクを」の意味
結論:イベントの継続的な運営のためには、コストの分散が不可欠。
1・そもそもイベント運営における”コスト”とは?
コストとは何かを成すための対価です。
ではイベント運営に必要なコストを考えてみます。
イベントを実施するまでの行程は大きく分けると3つです。
- 企画(内容を考える・場所を借りる・内容を精査する・概要を文章にする)
- 宣伝(新聞等に宣伝のお願いをする・ネット告知用の文章をつくる)
- 運営(物品お菓子飲み物を用意する・当日の運営をする)
以上の行程をいつもの4時間イベントで、とりあえずコストとしてわかりやすい経費(時間・金銭)について考えます。
内容を考える(2時間)・場所を借りる(30分)・内容を精査する(1時間)・概要を文章にする(1時間)
宣伝のお願い(30分×3箇所)・ネット告知用の文章をつくる(2時間)
物品お菓子飲み物を用意する(2時間・3,000円程度)・当日の運営をする(4時間+2時間)
(いつもの参加賞=自作イラストカードの場合デザインと印刷に(6時間(もしくは謝礼)+500円))
計16時間 と 約3,000円
(場所・宣伝は無料のところだけとする。そして参加賞も無視する。)
どうでしょう。
これがイベントを運営するために必要なコストです。
いや正確にはコストの一部ってことになります。
実際には、コレに加えて、物品の減価・精神的な負荷・移動時間費用・その他の見えないエネルギーなんかが追加されます。
さてこれを多いと感じますか?それとも少ないと思いますか?
では質問です。
Q.あなたは16時間もの時間と3000円のお金を、継続して捻出できますか?
2・一回ならばコストの捻出も可能。ただし継続的になると…
「好きなときに、余裕のあるときに、モチベーションが高い時に」そんな時”だけ”で良いならば、主催者が全てコストを捻出してのイベント運営は可能です。
しかし「継続的に」という条件が加わった時、それは主催が、一人の人間がコストを全てを背負い”続ける”ということになります。
そうなってしまう時、イベントを”継続的に”運営していくことは「不可能」になります。
「そんなことない。不可能じゃないよ」って思う人、もしかしたらいますかね?
(もちろんそのコストを何回捻出できるかは、人によりますよ。そしてそれを一人で100回でも1000回でも捻出する(背負う)事ができる人も、広い世の中には居るかもしれません。ただね、そんなすごい人のことを世間では「ヒーロー」とか「英雄」と言っているようですよ。)
3・「継続的に」運営していくためのキーポイントは「コスト」?
私は、別に「ヒーロー」や「英雄」じゃなくても、イベントを継続的に開けるようになったらいいいと思うんですよ。
誰もが、イベントを企画して運営できたら、楽しいじゃないですか!
企画した人も運営した人も一緒に遊んだ人も、みんな楽しいじゃないですか!
そしてそれが「継続的に」続いたら、最高!じゃないですか!!!
では継続的にやっていくためにどうしたらよいでしょうか?
ずばりキーポイントは「コスト」です!(散々コストの話しをしてきたのだからズバリもなにもないですが…)
4・コストの分散!
結論:イベントの継続的な運営のためには、コストの分散が不可欠。
コスト:金銭・時間・物品・精神的物理的エネルギー
分散のやり方
答えは「主催者以外の人にコストを振る」です。
コストのみんなで共有するとも言えます。
具体的には?
- 金銭・物品の減価→募金を募る・お菓子持参
- 時間・物品・精神E→共同開催・当日の運営の一部を参加者にお願いする
タイトル:「お菓子持参」や「募金歓迎」、「主催者はラクを」の意味
いかがでしょうか?
ここまで読んだら、タイトル回収出来たと思いますU>ω<)ノ シッ!!
※因みに参加費を取るのはどうなの?
参加費システムは、上記全てのコストを金銭に換算し、一括で処理することでコストを分散しようとするシステムです♪試しにいつもEventPresentで開いているイベントを、この参加費システムで処理しようとすると、最低で一人400円、平均だと700円の参加費に相当すると思います♪
5・削減への挑戦!
EventPresentでは、「イベントの継続的な運営」そしてそれを実現するためのシステムとネットワークを作ることを目指しています。
そのためには「コストの拡散」はもちろん「コストの削減」も大切だとおもいませんか?
コストで削減できるところ
金銭を削減するのは難しいです。
→削減すればしただけ、景品はなくなり、場所もなくなり、宣伝もできず、物品も用意できなくなります。
私は削減できるところを以下のように考えています。
- イベント内容思考の時間→テンプレートを作る(考え方の流れを文章にし参考できるように)
- 宣伝に必要とする経費や時間→独自のネットワークを作る(SNSや自分の学校や職場で宣伝)
- 精神的負荷→複数人で考え複数人で運営(仲間づくり、当日参加者に振る→参加者が率先してやってくれるように、こういう考え方をブログで伝える)
- 物品→持ち寄り(これも仲間づくりになりますかね)
6・まとめ
「さぁ始まりました!帯広イベントプレゼント!」
「これから、自分の楽しいと思うことを、イベントという形で共有するんです!」
「参加した人には、わくわくする日常がもらえます!」
「好きなことをみんなで遊ぶのって、たのしいと思うよ!」
「だれだってイベントを開けるんだ!ずこくないかい?!」
「何を企画するかは、あなたにまかせるよ!あなたが一番楽しいと思うことやってよ!」
「あなたが難しいとおもう所は、EventPresentみんなで協力するから!」
「主催者は、特定のだれかすごい人出はなくて、この文章を見てくれてるあなたさ!」
「主催出来ない人は、他の人が主催した楽しいワクワクするイベントを、友達に教えてあげて!」
「みんなで協力して、ワクワクするイベントがいつもある帯広にしようよ!」
「Pray The Game !!」
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